総務部員Iです。
えーーっと、コレマタ超久しぶりの「旬どき・うまいもの」です・・・
旬時の運営管理者様ごめんなさい。
楽しみにされていた読者の方々本当にごめんなさい。
思えば2月の「旬どき」からずーっと更新を怠ってそのまま放置しておりました。
正直、今現在の順番もわからないままなのですが、
とにかく本日より不定期ですが更新していきます!!
っで、今回の丹波初黒(はつぐろ)ですが、
実は昨年7月に一度紹介しております。
なんですが、この初黒は今年で生産&販売を始めてから20年を迎え、
蔵元の思い入れも非常に強い生産物なので、敢えてもう一度紹介いたします。
実は今年の2月に、
20年の契機にもう一度生産者も社員も初心に立ち返り、この丹波初黒を、
丹波発・市島町発・小鼓発のスローフードとして頑張っていこうという趣旨で
シンポジウム&決起大会を行いました。
生産者・社員総勢40名ほどでの意見交換会と勉強会が主なプログラムでした。
そもそもは20年前、弊社の社長:西山裕三が、
そのころはまだスローフードという言葉も無い時に
「せっかく丹波という自然の中に会社があるので、
丹波の自然の恵みを大切にしていく中で豊かな食文化を楽しむ機会を
お客様に提供していけないだろうか。」
という考えから始まったのがこの初黒なのです。
篠山市を中心とした秋の「本黒」では、
小鼓の夏の定番商品:純吟生酒が美味しく飲める時期に枝豆が愉しめない、
というのも関係し、時期的に住み分けがされる、6月下旬から7月下旬の
黒豆の初物「初黒」の生産を地元栽培者に声を掛け、呼び合い、そして開始しました。
EM菌を使用した自然農法:一切化学肥料を使用しない『育土』という農法を定着させ、
「将来の目標は、国宝級の枝豆の栽培!」と言いきってくれる生産者の方々のおかげで
20年なんとか頑張ってこれました。
かく言う私も入社5年ですので、実はこのシンポジウムまでは、栽培方法の詳細やら、
始めた動機もよく知らないまま、なんとなく良いモノという感覚しかありませんでした。
正直、生産者は高齢の方もたくさんおられますが、これからの20年を
世代交代が行われても、又、人が入れ替わっても、生産者の方々と共に、
20年前の初心を忘れずに思いを紡いでいきたいと思います。
そして、絶対に廃れさせないでいきたいと思います。
さぁいよいよ、今年の出荷も開始されようとしています。
写真は今から3日前の初黒の状態です。
既にご予約もたくさんいただいておりまして、この7月から販売解禁となります。
まだ食べてませんが、早く味わって、生酒と一緒に愉しみたいです!!