現在、9月30日までの期間限定開催をしている利き酒体験では、小鼓の純米大吟醸「路上有花(ろじょうはなあり)」シリーズの3種類の飲み比べをお楽しみいただけます。
このシリーズ、純米大吟醸酒で同じ造り、同じ酵母を使用しておりますが、酒米を変えることによって味わいの違いを表現しております。
路上有花シリーズ3種類をそれぞれご紹介します。
まずは「路上有花 葵(ろじょうはなあり あおい)」からスタートです。
酒米は「山田錦」を使用。 山田錦で造られる日本酒の品質が高いことから、「酒米の王様」と呼ばれています。 葵は、きめが細かく、上品。華やかさのなかに、米の甘味があり、繊細でなめらか。 口当たりが良く、心地良い余韻が残ります。
次は「路上有花 黒牡丹(ろじょうはなあり くろぼたん)」です。
酒米は「但馬強力(たじまごうりき)」を使用。 但馬強力は栽培の難しさから一度生産が途絶えましたが、1999年に弊蔵のある市島町にて復活させた酒米です。 生産量が非常に少なく幻の酒米とも言われております。 黒牡丹は、しっかりとした味わいのお酒です。 ただ濃いのではなく、お米そのものの特徴をいかした、存在感のある味わいが特徴です。
最後は「路上有花 桃花(ろじょうはなあり とうか)」です。
酒米は「兵庫北錦」を使用。 兵庫北錦は私たちも蔵周辺の田んぼにて栽培しております。 早生の酒米なので、4月下旬に田植え、8月下旬に稲刈りを行います。 桃花は甘味と酸味のバランスが良く、白ワインを思わせるような味わい。 香りはふんわりと甘く、味もすっきりと爽やかな、優しいお酒です。
「路上有花」シリーズ、酒米によって変わる味わいの違いをぜひ利き酒体験にてお楽しみください。
さらにお酒ごとにご用意したおつまみとのペアリングもご堪能くださいませ。
登録有形文化財 「三三庵」にてご案内する利き酒体験は9月30日までです。
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『利き酒体験について』
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「兵庫デスティネーションキャンペーン」とは、「兵庫テロワール旅 ―私の感動、その先へ。―」をキャッチコピーとした特別な観光キャンペーンです。「テロワール」とは「土地の個性」を意味する言葉。兵庫五国（摂津・播磨・丹波・但馬・淡路）の風土に育まれた「食」や、歴史・文化・産業に根差した本物の「体験」が味わえる、質を重視したコンテンツをご用意し、皆さまをお出迎えします。
