呑み切り

丹波蔵元たより
2007.09.11

総務部員Iです。
今日は、先日行われた「呑み切り」のお話をちょことだけ。
呑み切りというのは、飲み口を切るという意味でして、
当年(昨季)のお酒の出来を見ることを言います。
今年は9月初めに弊蔵では行いました。
夏の間熟成させたお酒がどのように変化して、
どのようにまろやかになっているか・・・
想像するだけでも楽しい瞬間です。
っで、弊蔵では、この呑み切りに鑑定官室のお偉い先生方もお招きまして、
蔵元と蔵人全員でお酒を利き、そしてその感想をいただき、意見交換を行い、
改善点は次の造りに生かしております。
現在予約受注しております「秋乃ひやおろし」をはじめ、昨季造ったほぼ全部を
利き酒して、熟成度を確かめましたが、先生をはじめ非常に好評でした。
特にもう発売終了してしまう「金賞受賞酒」と「秋乃ひやおろし」は絶賛でした。
もちろん問題点が無いわけではなく、貯蔵管理や製品一つ一つの特色について
改善点を話し合いました。
来季もきっと良いお酒ができると思います。
私は、本来は参加しない場なのですが、現場の雰囲気を感じ取るため、
今年は参加致しました。
来年も参加して、実況したいと思います。
p.s.
30以上のお酒を利くと、ヒュィーヒュィー言うくらい、結構きついです。
口に含んだ後、吐き出すのですが、それでもアルコールは残ります。
又、あまりに美味しいから ゴックン しちゃうんですよね・・・

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