こんにちは。
蔵人の土師です。
先日、年に数回の大吟醸酒「虚天楽」の仕込みを行いました。
今回は酛(もと)仕込みといって、酒母の仕込みです。
酒母と聞いてもハテナ？ですよね。
言うなれば、今から仕込んでいくお酒の1番最初の段階、お酒のお母さんを造る過程です。
まずは蒸した酒米を目指す温度まで冷やします。
そしてそれを小さなタンクに入れます。
このタンクにはすでに水、麹、酵母が入ってます。
大吟醸酒の仕込みは普段の仕込みよりも繊細で酒米を潰さないように混ぜるので簡単ではありません。
今回は杜氏が担当しました。
私にはまだできません。。。
こうして大吟醸酒の仕込みがスタートしました。
この後は酒母を経て、本仕込みを行い、6月中旬ごろにしぼる予定です。
私にとっては初めての大吟醸酒の仕込みです。
この後の過程も楽しみにしております。