小鼓純米大吟醸路上有花黒牡丹 自主回収の経緯について

お知らせ
2025.01.14

2025年1月14日

お客様各位

株式会社西山酒造場
西山 周三

小鼓純米大吟醸路上有花黒牡丹 自主回収の経緯について

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は弊社商品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度は 2024 年 11 月 5 日から 12 月 24 日にかけて弊社より出荷した「小鼓純米大吟醸路上有花黒牡丹 720ml」の一部において、瓶口キャップ部の汚れの件でご迷惑おかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。
本件に関し、その原因を調査しておりますが、最終報告にはいましばらく時間を要しますので、中間報告として下記ご報告申し上げます。

                                                                        敬具

1、対象製品
製品名 小鼓 純米大吟醸 路上有花 黒牡丹 720ml
対象ロット 「2024.11A」、「2024.11B」、「2024.11B.」、「2024.12A」

2、経緯
2024 年 12 月 25 日社内サンプルを開封時、瓶口およびキャップ外側縁部にカビ様の汚れを発見、その後弊社社内在庫を確認したところ、同様の汚れを確認し、製品回収を判断いたしました。

3、調査結果
2024 年 12 月 25 日に社内在庫の検品を行ったところ、該当ロットの同様の箇所に汚れを確認しました。
製造当日の作業記録を確認したところ、自動充填機不具合により、普段は使用頻度の低い半手動方式充填機を用いて作業を実施しておりました。当日の半手動方式充填機での作業では、充填量が安定しておらず、瓶口に清酒成分の付着が発生し、また、閉栓前にアルコールスプレー噴霧が十分でなく瓶口に残留した清酒が十分流れきれずにカビの発生につながったものと思われます。
なお、前ロット・後ロットや、他の清酒製造においては充填性能の安定した自動充填機を使用しており、カビの発生には至っておりません。
汚れ自体の検査については、外部検査機関にて顕微鏡確認を行い、真菌(カビ)であることが確認され現在カビの培養・同定検査が進行中(1月 22 日ごろ結果報告予定)です。
なお、現在のところ当該製品摂取による健康被害のお申し出はありません。

4、今後の対策
今後は、十分に安定した稼働性を確認した充填機のみを使用することとし、万一、再充填等で、瓶口部に清酒が接触した場合にも、アルコール噴霧およびふき取り作業を確実に実施することといたします。

改めて、お客様には大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。今後はこのようなことがないよう決められた設備での製造、手順の励行・確認を徹底し、品質向上に努めて参ります。

お問い合わせ先
株式会社 西山酒造場
品質管理課  0795-86-0331

以上

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