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鼓傳 西山酒造場

丹波の地から"発酵文化"を発信

KODEN

「伝える、受け継ぐ」

古来より続く酒造り、発酵、自然豊かな丹波の恵みの
「今」を体感していただける場所。

楽しみながら、ご来場いただいた方ご自身が
“受け継ぐ一員”となる場所。

1896 年建築。
代々の蔵人たちが日本酒小鼓を育ててきた、
酒造りの菌や酵母たちが息づく木造の建物「鼓傳(こでん)」は、
古屋建築の伝統工法を活かし、
現代の技術でリノベーションした複合施設として生まれ変わります。

施設内では、仕込み部屋、水場などの酒造りの場所をテーマとした内装や、
昭和初期まで使用していた
酒造りの道具や桶、酒瓶などを
再利用した創作家具を配置し、
酒造りの息吹を感じることができます。

施設概要

スイーツショップ、カフェ、サロン、ギャラリー、宿泊スペースを揃えた複合施設。
歴史・文化に触れながら、丹波の風土を
味わい、発酵に関する知識を深め、酒蔵文化を体験できるワークショップなども併設します。
五感を使って体験することのできるこの場所にしかない時間と空間を提供します。

施設詳細

槽場

発酵お三時の店   三三

新たな試み、酒蔵発の発酵お三時「三三(ささ)」。 お三時とは、「おやつ」の敬語表現です。白砂糖を使わず、発酵の力で甘く仕上げたプリン、シュークリームなどの体にやさしいおやつをご用意。

小さなお子様から大人の方まで、安心しておいしくお楽しみいただけます。

酛部屋・麹室・釜場

水場・仕込部屋

発酵まかないカフェ 
小鼓御里

寒暖差の激しい環境で、泊まり込みで行う酒造りは重労働。蔵人たちの健康を守るため、
蔵の食堂では日々のまかない料理に「発酵」を取り入れています。
日本古来より、健康食として伝わる「発酵食」を、日常に簡単に取り入れられるものとして提案するカフェ空間。
地元丹波産の有機野菜を中心に、丹波地鶏、酒造りで使う敷地内の井戸「椿寿天湶(ちんじゅてんせん)」の水を使用したメニューをご用意します。

ここでは、丹波の地、酒蔵ならではの食文化を存分に味わい、お楽しみいただくことができます。

応接室

酒蔵サロン   風楽

会員様にご利用いただける特別なサロンです。俳句誌「ホトトギス」隆盛の時代、大正浪漫をテーマにし、大正、昭和の蔵主と文化人との
交流の中で生まれた歴史的価値のある美術品に囲まれ、丹波の食材、酒、器、芸術を一堂に堪能できる特別な空間です。
このサロンだけの特別なサービスをご用意いたします。
※写真はイメージです。

会所場

酒蔵宿西山 鼓傳

客室のイメージは、蔵人が寝泊りするための「会所場(かいしょば)」です。

かつて西山酒造場を訪れた文人たちの作品に囲まれた特別な空間で過ごし、さらには実際に蔵人の一員となり、酒造りを体験していただくことができます。日本酒や蒸留酒、酒米づくりなど、季節や時期により異なるリアルな現場の中に身を置き、
モノづくりを五感で感じる、またとないひととき。
その時の貴重なお酒は、仲間となった蔵人の手紙とともに、ご自宅にお届けします。

体験、ワークショップ

発酵ワークショップ (予約制)

ご家庭の料理にその日からすぐ取り入れられるような、 “誰でも簡単で楽しい”をテーマに、
日本酒用の米麹を使い、味噌玉づくりや発酵調味料づくり、もなかづくりなどのワークショップを開催します。

利き酒教室

蔵人が講師となり、発酵食と日本酒のマリアージュをお楽しみいただく教室です。西山酒造場の搾りたてのお酒を、丹波産の食材を使った料理と共に、日本六古窯・丹波焼の器やワイングラス、利き猪口などを使いながら、じっくりとお楽しみいただくことができます。

アクセス

所在地:

〒669-4302  兵庫県丹波市市島町中竹田1171

アクセス:

JR福知山線「丹波竹田」駅周辺 お車での来場も可能です。
詳しいアクセスはこちら

オープン日:

決まり次第、ご案内いたします。

※2023年10月1日(日)のグランドオープンに向けて従業員一同、準備を進めてまいりましたが、諸般の事情により誠に勝手ながら、オープン日を延期させていただくこととなりました。
ご期待いただいていました皆様には、大変ご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

メッセージ

2014 年の「平成 26 年 8 月豪雨災害」によって、西山酒造場は壊滅的な被害を受けました。 被災時には多くの方々の善意によって復興を遂げることができ、今日まで酒造りを続けてくることができました。

「鼓傳」という施設名は、「響きの循環」を意味しています。この場を通して生まれる
“つながり”が、
人から人へ伝わり、この場所に「やさしい響き」となって巡ってくる。
そうした循環のかたちを生み出すことが、この地で長年、酒造りをさせていただいている私たちの使命だと考えました。

この場所で培ってきた酒造りの文化、発酵技術を次の世代に伝え、鼓傳を通じて丹波の地に循環を生むことで、地域、そして皆様への
ひとつの恩返しになれれば嬉しく思います。

西山酒造場女将 西山桃子